大阪の夏@緊急事態宣言  

こんにちは!!
うちの店舗自体が
大阪府の宣言に従い

完全に休業している状況が
かれこれずっと続いているんですが

まあそんな言うても
やらないといけない事は山積みあるわけでして、、、

そんな毎日のささやかな癒しが

外食や晩酌になるわけですねえ。

路上飲みやら

オンライン飲みやらなんや言われてますが

お酒のお供って人それぞれですよね?

唐揚げにはビール

みたいな鉄板な組み合わせもあれば

あれこれ意外とあうやんか?

みたいな出会いもあったり

人付き合いとかも結構似てて

コロナが流行る前に

お客様で来られてて

そんなまだ仲良くもない常連様同士が

たまたま二人で被った時なんか

【どんな感じになんねやろー?笑】

と楽しくなっちゃうんですが、、

ほんときっかけは様々で

勿論スタッフ側からの紹介や

繋ぎ役がベターなんやけど

それを嫌がる人も居てるのが事実で

人には人の楽しみ方がある分

十人十色の個性やこだわりがあるから

何が正解でもないんですけど

あの時のお客様AさんとBさんは

ほんと何回も一緒のタイミングで呑んでても

会話されるわけでもなく

不思議な距離感の二人やったんやけど

ある時たまたまAさんがいてる時に

Bさんがご来店されてえらい早い時間の

夕方17時過ぎごろのオープンすぐに

僕も3人の時間帯ができた

※当店の営業時間は17時〜看板の電気消えるまで

の特殊営業である。

また遠からず、近からずな距離感で

着席されたBさん

いつものようにサッポロ赤星の

大瓶を楽しんではった

たわいの無い会話をしてるんやけど

基本的にAさん⇄僕

Bさん⇄僕

の状態が長く続いてて

別にそれが嫌な感じでもない時間が

過ぎてった。

そんな中

Bさんが僕に「一杯呑んで」と

声をかけてくださった。

痛風持ちの僕は「ありがとうございます」

と伝えいつものようにホッピーセットを

準備した。

その時Aさんがそれってお酒なん?と

聞いてきたので

僕「ノンアルコールビールみたいなんに焼酎いれて呑むんですよー」

と伝えた。

ホッピー は、ホッピービバレッジが1948年に発売した、麦酒様清涼飲料水である。また、焼酎をこれで割った飲み物も、ホッピーと呼ぶ。 ホッピービバレッジは、飲料関連を主体とした「ホッピー」の登録商標を各種取得している。飲料関係以外の商品・区分では同社以外による取得もある。

なんてことない日常の会話や

ながれの中でAさんがいきなり

A「なら俺が焼酎奢るわ!!」

と訳のわからん事を言うてきた笑

※大阪の酒場はたまによくわからんノリがよくあります。笑

僕「いや、笑 Aさん元からセットで入るんで焼酎は足りてますよ!!」

と伝えたところ

Bさんが「おもろいやん!なら俺がホッピー奢るわ!!」

と訳分からん事を言い出した。

よく分からない状況の為一度整理致します。

ホッピーセットとは

①ホッピー【これ自体はノンアルコール】

②焼酎【アルコール】

まぜたものになります。

うちではジョッキにパンパンの氷と

ワンショットの焼酎を入れた物と

ホッピーを用意して

焼酎が入ったジョッキにホッピーを

いれて混ぜ合わせて飲むスタイルです。

ここまでがホッピーセット。

わかりましたか?

ワンセットがここまでです。

他にも焼酎、ホッピー、グラスを

キンキンに冷やして氷をいれずに

割る3Kホッピーなんてのや

ホッピーをソト

焼酎をナカと呼び

割合的にホッピーが残るので

その際焼酎だけをおかわりして

再度混ぜ合わしたホッピーを飲むんですが

それをナカのお代わりと言い

比較的安価で飲めるのと

自分の好みに調整できるのが

ホッピーのいやらしいところである。

ホッピー1本で

ナカ2杯 つまり1回おかわりが

ビギナーとしたら

ナカ3杯 2回お代わりになると

ホッピーの割る分量と焼酎の

割合が少なくなる為

濃いめの酒ができあがるわけです。

そこが漢のロマンでもあり

地獄の入り口でもあります。笑

説明が長くなりましたが

ここまで書いたらお気づきの方も

多い事でしょう。

接点のなかった二人がいきなり

会話をしだした内容が

A「焼酎を奢る」

B「ホッピーセットを奢る」

つまり僕には

ホッピー、焼酎、焼酎が

献上されてる状況となります。

これはほんとにダメなノリの

やつやなと覚悟を決めた瞬間なんですが

なんのきっかけかわからんとこで

二人ががっちり繋がったのは

僕に呑ますみたいな

場末の酒場あるあるのノリでした。

更にこのままで終わらないのが

ホッピーとは先程も言ったように

割りながら飲むお酒なんですが

自分一人で飲む際と

皆がホッピーの場合もあるんですよね?

その場合瓶ビールの注ぎ合いみたいになって

焼酎をいれた時にソトが足らない

焼酎は無くなったのに

ソトが余ってるからナカをお代わりする。

などリズムが狂うことで

永遠とお代わりをしていく事になる

なんとも不思議なお酒なんです。

※人によります。笑

そんなこんなで

3人で楽しく呑んでしまった結果

20時には看板を切ってました。

その後3人でミナミにでて

何軒か梯子したんですが

そんな記憶も曖昧で気づけばお家で

下の子から

「昨日何時に締めたんですか?」

とお叱りのラインが届いてました、、泣

まぁそんなこんなで

初めから合うって言われる組み合わせも

誰かが発見したもので

食べず嫌い、聞かず嫌い

なんとなく嫌いなどありますが

一歩踏み込んでみるのも

人生のスパイスではないでしょうか?

失敗も成功も貴方のおつまみに

なりますように

大阪のちっさい酒場から

祈っております。

ご馳走様でした〜

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